宅建試験に合格するために必要な学習時間

学習時間はどれくらい確保する必要がある?

資格試験においてはよく、合格するために必要な総学習時間が話題になります。

膨大な時間が必要であればその試験は難しい、逆に短い時間で済むのであればその試験は易しいといった具合に、総学習時間は資格試験の難易度をはかる物差しにもなりますし、また特に独学で臨む人にとっては、全体の学習計画を立てるうえでも、ぜひとも把握しておきたい数字です。

ただし、殊に宅建試験に限って言うと、この「合格するために必要な総学習時間」を明確に示すことがたいへん難しくなっています。

というのも、宅建試験には受験資格がなく、それこそ不動産業界の経験者から未経験者まで、あるいは法律の学習経験者から初学者まで、知識や学力に差のある大勢の人たちが受験するため、「合格するために必要な総学習時間」も人によってバラバラだからです。

タイプ別「学習時間」

とは言っても、「人によってバラバラ」では何の参考にもなりませんので、ここでは受験生のタイプ別に「合格するために必要な総学習時間」をご紹介したいと思います。

タイプ①:不動産業界と法律学習どちらの経験もある受験生

このタイプの受験生が宅建試験に合格するために必要な学習時間は約150時間です。

不動産と法律両方に関する知識をすでに具えていますので、テキストを一読すれば、そこに書かれている内容の多くは理解できてしまうため、インプット学習にそれほど多くの時間を割く必要がありません。

なお、通学・通信講座の多くは初学者を念頭に置いた講義となっているため、このタイプの受験生にはわかりきった内容も多く、独学で学んだ方が効率的な場合もあります。

タイプ②:不動産業界と法律学習のうち、どちらかの経験がある受験生

このタイプの受験生が宅建試験に合格するために必要な学習時間は約200時間です。
また、どちらの経験もなくても、他の資格試験の受験経験がある人や基礎学力の高い人であれば、同じく200時間程度の学習時間で、宅建試験に十分に合格することができます。

不動産か法律どちらかの知識はあるわけですから独学でも良いのですが、より効率的に学習したいのなら通学・通信講座を受講するのも手です。

タイプ③:不動産業界と法律学習のどちらの経験もない受験生

このタイプの受験生が宅建試験に合格するために必要な学習時間は約300時間です。
不動産や法律の世界には専門用語がたくさんありますので、まずはそれに慣れて、そのうえで理解するという手順を踏まなければなりません。

その場合には、独学では少々荷が重く、通学・通信講座を受講することを強くおすすめします。